臆病者のための株入門 (文春新書)
橘 玲

人気ランキング: 432位
発売日: 2006-04
発売元: 文藝春秋
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
実証結果
およそ一年前、この本を買いました。橘さんの言うとおりにポートフォリオを組みました(MSCIコクサイ85パーセント、TOPIX15パーセント)。ドルコスト法で積み立てをしました。現在の運用利回りは、18パーセントです。これからもこのような良好な運用成績が続くとは限りませんが、長期間投資が出来る人にはおすすめです。
読み物として面白い
ライブドアの話などなど、前半部分はなかなかに面白く読みました。
しかし、インデックスファンドに関する記述がちょっと投げやりで
現状に即してない感じがしました。
ご自分が実践したくないものを薦めるのもどうかと・・・
今、インデックスファンドがダメな理由については山崎元氏の
「投資バカにつける薬」なども参考になされた方がいいと思います。
株投資とはまず金融リテラシーをみにつけてだまされないこと
橘氏の本はこれで2冊目。
巷でおきる金融がらみの事件やトレンドなど、面白真面目に理解できました。
他の方のレビューにもある通り、株式投資は(とどのつまり)ギャンブルだと
いいきられるあたり、読み終える頃には、ただ納得。
ただ、とても知的なギャンブルだということです。
例えば、周りをみると(あくまでも私のまわりです)、日本の友人で「株はじめた」と
いう人の大半は株式ニュースや企業情報をチェックはしても肝心の投資にまつわるコスト
意識が薄かったりします。株をやるからには儲けなくてはという気持ちが前面にですぎて、守りがないというかんじです。
反面、外国の友人で株を持っている人は基本的にコスト意識がきわめて強く、そこからまずは考えるという手堅さを持っているように思います。株で儲けて高級車を
買おうとか豪華旅行をしようとかいうひとは見当たらず、自分の資産をいかに大きくする
かというのにじわじわとした快感をもっている人はいるみたいですけれど・・・
金融リテラシー、投資に限らず、メディア・リテラシーをまずは十分に高めてから
株投資を考えるというのは、基本だと再認識させていただきました。
あわせて、株に必勝法はないというのは、ごもっともです。
株式投資とはきわめて地味かつ地道な作業を要するものだと思いました。
また、最終的には自分の幸せに繋がるような行動がとれているかどうかというのも
大切だと思いました。でないと、簡単に振り回されてしまう世界だということのようです。
さらりと読めましたが、再読したいと思います。
3冊目は何を読もうかなというかんじで、すっかり橘氏のファンになりました。
新書ででているので、助かります。お値打ち本だと思います。
