「お宝不動産」で金持ちになる!-サラリーマンでもできる不動産投資入門
沢 孝史

人気ランキング: 8026位
発売日: 2004-02-26
発売元: 筑摩書房
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この超低金利と年金不安の時代に、高い利回りと将来にわたる家賃収入が得られるとする不動産投資は、確かに魅力的である。
しかし、建物の老朽化や空室、地価下落、あるいは宣伝どおりの高利回りが得られるのかといった心配の種も尽きない。
所得上位10%の富裕層入りを目指して着々と投資事業を拡大する著者が言う「お宝不動産」とは、そうした種々のリスクをできる限り回避した優良物件のことである。
著者は、不動産投資には「利回りの落とし穴」と「不動産価格の落とし穴」があるとして、「実質利回り」や市場価値の目減り率などに着目。そこから採算がとれる最低限の条件を導いている。
それをクリアした物件が晴れて「お宝不動産」というわけである。ここでいう利回りと実質利回りの違いは、ぜひ押さえておきたい知識だ。
また、建物の収益力を重視する考え方なども注目である。 この「お宝不動産」ねらいの戦略で、著者は10年のうちにアパート7棟を取得し、年間で家賃収入2500万円、手取り750万円を稼いでいるとのこと。その購入時の物件見極めの様子や試算などをくわしく記した体験記の章は、じつに読みごたえがある。
著者の大胆さをまねるのは難しそうだが、物件のターゲットを絞り、不動産や銀行の担当者と良い関係を築き、効率的な情報収集を行い…といった個々のノウハウは参考になる。とくに、家賃収入を新規投資に回して事業を広げていく著者の確立された事業スタイルは、迷い多き不動産投資の指針になる。
――2004年2月(棚上 勉)
遅ればせながら読みました
遅ればせながら本書を読みました。
う?ん、一言でいえば、著者は運がいいのではないでしょうか。
コンビニ経営の失敗は別にして、その後の不動産ビジネスに関しては、ツキもかなり味方しているように感じました。
また本書は、不動産に関する入門書、ガイドラインであって、このビジネスの世界が分かるというのが本当のところだと思います。
お宝不動産と巡り会えるのは、知識や経験もさることながら、運やツキに依るところも大きいと思います。
これを読めば、物件選びに迷いがなくなる!
不動産投資はインカムゲインを得ることが目的です。
不動産投資は長期にわたるので、様々なリスクに対応できるだけの余裕をもって投資を始める必要があります。
中には、空室の発生、金利の上昇などに対応できるのか危うい投資をしている人もいます。
そうならないために、著者は不動産の定量的な判断基準を示していて参考になります。
そして著者は、潤沢な資金がない人が不動産投資で金持ちを目指すなら「中古アパートの1棟買い」が一番と断言します。
中古アパートを探し出し、不動産価格を算出し、建物価格同然の価格で購入した場合に借入金利+8%の利回りが確保できるなら指し値を入れる。
著者は、お宝不動産の基準を明確化し、それを実践しています。
本書の判断基準を理解すれば、著者の判断がとても明確で単純化されたものだと理解できます。
また本書は、コンビニの失敗から不動産で成功するまでの著者のサクセスストーリーとして読むこともできます。
不動産how toの良書です。
不動産how toの中では最も良い書だと思います。
コンビニ失敗で1千万の財産全てを棒に振ってから、まさに不動産として成功するまでが述べられているわけですが、その精神力は賞賛に値します。
キヨサキ氏も言っている、まさに「勝利は敗北の後にやってくる」を<実践した人ではないでしょうか。
著者の人柄の良さも文面から感じられ、非常に読みやすい書です。
特に印象に残っている箇所は、不動産の担当者にこれだという人が
見つかったら、決して次の不動産を買う際も浮気をせず、その担当者を
指名するといった箇所です。信頼関係が大事だというわけですね。
ただ、利回りなどの計算箇所が細かすぎた点が減点箇所です。
